
うぅ、、、、今月も貯金が貯まらない。。。
みんなどれくらい貯金ができているのかな?
100年時代と呼ばれ、老後2000万必要というニュースが飛び交う昨今。
みんなの平均的な貯金金額は気になるところですよね。
実際に SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が発表した「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」によると、全体で200万~250万円しか貯金できていないようです。

http://www.smbc-cf.com/news/datas/chousa_190306.pdf
30代、40代の理想貯蓄金額をみてみると、5000万くらい貯金があればみんな安心できるようです。

http://www.smbc-cf.com/news/datas/chousa_190306.pdf

みんなあまり貯金できていないんだね。
でも老後の資金は今から貯めていかないと将来が不安だよ。
貯金を増やしていくためには何から始めたほうがいいのかな?
こんな疑問にお答えします 。

収入支出について
まず、初めに収入と支出についていったん整理してみましょう。
貯金できるお金=収入ー支出
収入=労働収入+不労所得(株式、不動産、年金、保険金、財産分与 等々)
支出=固定費ー変動費
固定費
- 住まいの支出( 家賃、住宅ローン )
- 水道光熱費( 電気代、ガス代、水道代 )
- 保険( 生命保険、学資保険 )
- 通信費( 固定電話料金、携帯電話料金、インターネット関連費用、NHK受信料 )
- 車両費( 車のローン、ガソリン代、ETC代(高速道路利用料金)、自動車税、駐車場料金、自動車保険 )
- 教育費( 保育料、小学校、中学校、高校、大学の学費 )
- 習い事費( 月謝、衣装代、教材費、会場費、遠征費など )
- 小遣い( 夫小遣い、妻小遣い、子小遣い )
- 税金( 固定資産税、住民税 )
- その他
変動費
- 食費( 食料、外食 )
- 日用品
- 交際費( お土産、プレゼント、友人との食事会、結婚式のご祝儀など) )
- 交通費( 電車、タクシー、バスなどの利用料金 )
- 美容費( 美容院、化粧品 )
- 衣服費( 洋服、靴、下着、装飾品 )
- 医療費( 病院、薬代 )
- 子供費( 子供用衣類、おもちゃなど )
- 趣味費( グッズの収集費用、食べ歩き費用、ジム使用料、釣り道具など )
- 雑費(その他費)
理想的な収支バランスとは?
総務省が公表している「家計調査報告(家計収支編)2019年度」が一番信頼おけるデータだと思います。
ご自身の年齢に合わせた年代の支出の項目をご覧ください。

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20190&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330004&tclass3=000000330005&stat_infid=000031909542&result_back=1
いかがでしたでしょうか。年代を増すごとに養育費が減ったり、衣服代が減ったりと全体的には支出が減るものの、若い時は支出が大きく、この若い時にいかに節約して貯蓄に回すことができるのかが大事だと考えられます。
また下記には世代全体の支出項目ごとのウエイトをまとめました。
食料 | 75,258円 | 26% |
住居 | 17,094円 | 6% |
光熱・水道 | 21,951円 | 7% |
家具・家事用品 | 11,486円 | 4% |
被服及び履物 | 10,779円 | 4% |
保健医療 | 13,933円 | 5% |
交通・通信 | 43,632円 | 15% |
教育 | 11,492円 | 4% |
教養娯楽 | 29,343円 | 10% |
その他の消費支出 | 58,412円 | 20% |
交際費 | 19,740円 | 7% |
仕送り金 | 5,491円 | 2% |
食費ウエイトが一番高く、次に交通費と通信費、その他支出(美容院代、たばこ代等)の順に支出が多いようです。
つまり、支出のウエイトが大きいこれらの支出を減らすことで家計全体の支出を大きく減らせる可能性があります。

共働き世帯の毎月の平均貯蓄額は?
共働き世帯が多いため、その平均から月額いくら貯金に周りは回しているのか、そして支出は平均に比べてどうなのか是非見比べてみてください。
平均月額世帯収入は約53万(賞与も含む月額金額)
平均月額消費支出は約32万
平均貯金は約15万

まとめ
今回は、収入支出のカテゴリ分けと平均的なカテゴリ別の支出状況、そして共働き世帯の平均貯蓄額が分かったかと思います。
つまり、毎月15万くらいを貯金に回せるように支出を下げる工夫が必要だと考えられます。
これから、各支出項目における支出削減方法を一緒に考えていきたいと思います。
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